まろんの近況①

お変わりありませんか。みゃんです。
今回はもふもふトラップの足ぴーんでお馴染みのまろんの近況についての投稿です。まろんは生後3ヶ月くらいの頃に我が家にやってきました。子猫の頃から健康状態は良く、今年の夏までは病気とは無縁の超健康優良児でした。そんなまろんの予期せぬ体調不良について投稿しようと思います。



上の写真は今のレンと同じ2才くらいの頃のまろんで、下の写真は現在16才のまろん。
小さい頃から足ぴーんにいろんなバージョンがあり、今でも見る度に癒されます。

【初めての痙攣】

2023年7月16日(日)の朝。先に起きてキッチンにいた夫から「まろんが痙攣している」と言われ、急いで行くとまろんがガタガタと痙攣を起こしていました。1分半くらいで治ったものの、まろん自身も初めての出来事に呆然をしてました。傍で様子を見守っていると、しばらくして立ち上がり、水飲み場に行きました。歩き始めた時は後ろ足に力が入りづらいのか、少し歩きづらそうにしていましたが、歩数を進めるごとに改善されてその後はケロッとしており、ご飯を要求されたのでカリカリを与えるといつも通り完食していました。

病院受診を迷ったものの、その日は日曜日でかかりつけ病院やセカンドオピニオンで利用している病院も休診だったので当日中は静観、週明けてからも特に変化はなかったので8月の最初の週末に予定しているメイの定期受診まで様子見することにしました。ちなみに様子見した理由は、痙攣時に嘔吐や失禁、意識消失がなかったこと、その後の歩行・食事・排泄に異常が見られなかったからです。

【その後の痙攣と気になる点】

それから半月ほど過ぎてメイの定期受診が近づいてきたある日、大型台風の影響で停電になり、外は暴風雨で窓が開けられず室内は蒸し風呂状態となり、メイとまろんは熱中症気味になりました。トータル4日ほど続いた停電の影響はネコたちの体調に大きな影響を与え、まろんは食欲減退し2回目の痙攣が8月8日(火)の朝に起こりました。その後の病院受診で短期間の間に痙攣が起こっているので、脳に何かしらの原因があるかもしれないとのことで、MRIなどでの精密検査を勧められました。全身麻酔を使用するとのことで先に血液検査を希望して、血液検査日を予約した後の14日(月)に3回目の痙攣が発生。

血液検査の結果、脱水気味であるが他に目立つ所見はなく、やはり脳に原因がある可能性が高いと言われました。数値としては全身麻酔をしても大丈夫そうだとのことでしたが、投薬治療はMRI検査を受けなくても可能であるという点から、夫と相談しMRI検査は見送ることにしました。

投薬治療に関しては早期の治療が望ましいが、一度投薬治療を始めると症状が治るまで継続して服薬しなければならないこと、症状の特性故に中途断薬はリスクが高いと言われており、年単位での服薬が必要となるので治療開始のタイミングをよく考えて欲しいと言われました。もしも、長時間の痙攣や痙攣の回数が多くなった場合に備え、坐薬を処方していただきました。とりあえず、治療を始める前に気になることがあったので自分でも色々調べてみることにしました。

まろんの痙攣には共通点があり、いずれも「空腹時に起きている」と「キッチン近くで痙攣を起こしている」点でした。最初は低血糖や脱水を疑っていましたが、先生の話では人間と猫は低血糖が起きるメカニズムが若干違うとのことで、血液検査の結果からも低血糖の可能性は低いとのことでした。脱水については血液検査の結果にも出ていたので、こちらは疑っていた通りでした。

また、まろんがいつもキッチンの近くで痙攣を起こしていたのが気になっていたのには理由があり、ガスコンロが点火する時に鳴る「カチカチ」という音にまろんが身構えるようになったことでした。このガスコンロの音に反応するようになったのが今年の春頃からで、ガスコンロのテーブルが電池交換サインが出ていたので電池交換したところ「カチカチ」音が早いテンポで鳴るようになったのですが、この時からまろんがガスコンロの音に身構えるようになったので、電池交換して音が変わったから気になるのかなーくらいにしか思っていませんでした。しかし、調べてみると痙攣(てんかん)などは何かが引き金(トリガー)になり、誘発されるケースがあるとのことでまろんはこれじゃないかなと思いました。

【現状】

その後も痙攣が2回ほどあり、いずれも「空腹状態」の時に「ガスコンロの点火音」がトリガーとなることがわかり、先生に報告しました。ただ、トリガーがあったとしてもおそらく脳に何らかの異常が発生していることに変わりはないので、やはり投薬治療は選択肢の一つに入れておいた方が良いだろうとのことでした。現状では痙攣の時間が2分以内に収束していること、意識障害や麻痺などの身体異常が見られないこと、気を付ける点がはっきりしていることなどから、先生と話し合って投薬治療は保留にしています。

まろんの痙攣対策として、以下の3点は夫と共有して必ず守るようにしています。

  1. 極端な空腹状態を避けるためにおやつを含めた置き餌を自宅の複数箇所に配置する
  2. 飲み水の温度に気を配る、食後やまろんが要求する時は温かいお水を提供する
  3. ガスコンロを使用する時は、必ずまろんが近くにいないか位置を把握して点火する

様子を見ながらになりますが、この点を気をつけても痙攣が出るようなら投薬治療を開始しようと思っています。

【おわりに】

いかがでしたでしょうか。
まろんの身に起きた痙攣は今すぐ命に関わるものではありませんが、超がつくほど健康優良児だったまろんが辛そうに耐えているのを見守ることしか出来ず、私自身とてもショックで当初は何も出来ないことが悔しくて泣いてばかりでした。

でもこの年齢まで病気も怪我もなく、当たり前のように元気でいてくれたことに感謝しています。メイ同様、まろんにも穏やかに過ごして欲しいので美味しいものをしっかり食べて、好きなところでゴロゴロとできるネコたちにとって快適な環境を維持できるよう、これからも猫孝行に励みたいと思います。

今回はここまで。またお会いできる日を願って⸜(๑’ᵕ’๑)⸝
みゃんでした☆

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